13 『あらためて知った夫婦の絆』

いつ以来だろうか?

こんなにお前と会話をしたのは…。

 もう忘れかけていた。

お前と会話する楽しさを。

お前のおしゃべりに無関心で、

返事もうなずくだけだった。

ごめんね、

今まで寂しい思いをさせてしまって。

でも、今回新居を探そうか?

という話から、

それまでぎこちなかったお前との会話も、

恋人のときのように、

心地よい会話になり、

お前の笑顔に心ときめいた。

 しかし、欲しいと思っていた物件が

すぐに売れてしまって、

その時のお前のくやしそうな顔を見て

心を打たれた。

その後、やっと巡り会えた理想の物件。

土地の契約が終わり、

間取りの打ち合わせの段階。

あーでもない、こーでもないと言いながら

お前と夜遅くまで話をしたよね。

設計士さんからも

いろいろとアドバイスを頂き

徐々に夢がカタチになっていく。

専門の方から適切なアドバイスがあった。

何よりも“cafe風ショールーム”もあり、

非常に参考になった。

 いよいよ完成となって、

恋人同士の時のような、

ウキウキとした楽しい

この時間が終わってしまうような気がした。

そして念願のマイホームが完成。

お前の嬉しさで溢れるその涙に思わず

もらい泣きした時、

「完成しなければ」と思ったことは

取り越し苦労だったと知った。

 だって、スタッフさん全員で

造ってくださったこの家に住んでいると、

毎日お前は明るく楽しそうで、

そして満面の笑顔で俺に微笑みかけてくれる。

この家を建てて本当に良かった…。

TOHOシネマズ伊丹にてONLY ONE マイホームストーリーのCMが放映中です🎬

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