ああ、過ごしやすい。やはり気候は、過ごしやすい温度より少し寒いくらいがちょうどいい。秋から冬に移り行く中、真ん中のベストポジションで胡坐をかいていてはいけない。一塁に出塁したならばいっそ二塁ベース手前2メートルまでリードをとってみてはどうだろうか、盗塁する勇気はなくともバシャッ!!…ん?なんの音?はなしの途中なのに!バシャバシャ!!…ん?

宝の塚についた瞬間のできごとだった。

頑丈なフェンスが張り巡らされたはるか先。あの池の方からしぶきがあがる。さらに波打つ水面から、真っ黒ななにかが現れ消えた。え?

リヴァイアサン⁈

控えめに見積もってもセイウチであろう。まさかと思うと同時に、出塁時の件は吹っ飛ぶと同時に、池の水少なくね?と訝しんだのと同時に、私はスマホを取り出しカメラシャッターを連打していた。この間およそ2秒。スローモーションでもう一度ご覧いただく代わりに、まずはこのときの写真をご覧いただこう。これだ。

一心不乱にシャッターを切りまくった割によくとれている現場

おわかりいただけたであろうか。

スグに写真を確認するもなにも映っていない、そんな馬鹿なッ!でもってスマホのカメラはシャッターを押しても1秒間ほど固まってしまい、瞬間映像を撮るのが非常に難しい。動画を撮ればよかったのだがその時は全く頭になかった。諦めかけたその時バシャバシャバシャッ!!

荒ぶっておられる。

拡大画像なので画素は粗い。二枚写真の真ん中左側の水面にご注目いただきたい。大きさも規格外である。(中央やや下の黒い物体はおそらくそのへんの亀かカッパであろう)

鎮まりたまえ!なぜそんなに荒ぶるのかー⁈

1枚目の写真に写る近くのアオサギもただならぬ気配を察知したのか先ほどからずっと固まっている。

固まるサギ。いけない。そこにいてはいけない。
姿を現した池の底(水抜きされていたようだ)。サギの足跡と何か大きなものを引きずったような跡。壮絶な闘いが繰り広げられた痕跡と想像するのは考えすぎであろうか。

さらに調査班を挑発するように荒ぶる主。スマホカメラシャッターのタイムラグでうまく撮れないのでひたすらにシャッターを連打する。

悠々と泳いでいるのか歩いているのか。嘲笑うかのように頻繁に水面に近づいてくる。
おそらくこういう感じであろう。

上記、水面に潜んでいるものを想像して戦慄した。ワニのような巨大な口からは恐らく炎などが噴射されるであろう恐ろしい。この長く太い胴体に巻き付かれたら最後、子犬なら助かるまい。

背中に棘のようなもの?強力な電気を放電しているような気がするがあくまでも気がするだけだ。水面に映る高圧線からの思い付きではなしているわけでは決してない。

キバ?ヒレ?

宝の塚、宝塚。下ノ池の池は水が引かれて珍しい光景が今なら見られる。運が良ければ主様に出会えることもあるだろう。

麩でも持っていってはいかがであろうか?手をポンポンと叩くのもいいような気がする。近くに滝があればよかったが。

えなに?〇イなの?それはご自身の目で、ご確認いただきたい。相当にでかい。

UMAと不動産を追いかける、秋のコンシェルジュ西住であった。