寿司ネタでおなじみの鳥貝です♪

魚屋さん等で、湯引きしたものが、透明のパックへ

並べられているのを、見かけますよね。

 

今回はその、殻付きの生のものです。

 

鳥貝ってどんな形の貝なのか、、、

疑問に思ったことはありませんか?

 

実はこんな、丸貝なんです。

開かれている状態からは、想像もつきませんよね。

 

殻は他の貝と比べると、薄く、脆く、

強く指で押すと簡単に割れてしまいます。

 

殻が割れやすいということは、丈夫ではないということ

ですので、なかなか殻付きの状態で流通しないのも納得です。

 

私は、貝剥きを使っていますが、

なかったとしても、殻を砕いて、簡単に中身を取り出す事

が出来ます。

 

 

 

 

 

はい。(少しグロテスク)

 

 

 

 

 

こんな感じで、真ん中で折れ曲がって、丸い貝殻に

収まっています。

 

丸い貝の形って、あさりとかハマグリの様に、

無理なく収まってるイメージですが、

 

何故、このような形に進化したのか、、、

長細い貝殻に何故ならなかったのか。。。

 

さて、この身を軽くボイルし、開き、肝を取れば

見慣れた鳥貝になります。

 

 

しかし、今回は、今の季節のみ許される食べ方。

 

開かずに、そのまま。

肝もあわせていただきます。

 

 

沸騰したお湯に塩を入れ、約30秒程度湯がきます。

 

 

しっかりと氷水で中まで冷やし、切り分けます。

 

身を外すときに、獲れるエンペラと貝柱部分は、

塩もみをしてぬめりをとり、お刺身でいただきます。

 

 

完成。

 

 

 

真ん中手前が、エンペラです。

 

この鳥貝の肝ですが、

すべての貝類の頂点に立つ

美味さ(^o^)

 

貝類は、いわゆる磯の香りを苦手とされている方が

多いようですが、この丸鳥貝は、さわやかな甘みが

あり、他と形容しがたいうま味、そして抜群の

歯ごたえがあります。

 

これを食べたら、肝入りの鳥貝以外は口にしたくなくなる

ことでしょう(*^^)

 

あと、ボイルしたらすぐに食べるのがおすすめ。

ボイルして冷蔵庫で半日もおこうものなら、どんどん

味が落ちていきます。

 

時期が遅くなると、砂を噛んでしまうので、

今、見つけたら買いですよ!!(*^^)v