鯛の塩釜焼を作ります(^^♪

簡単でめちゃくちゃ美味しく、見栄えもいいので

おすすめな料理です!

 

養殖より天然の方が油が少なく、さっぱりと仕上がり

なにより魚としての造形が綺麗です。

 

天然のポイントとしては、ヒレの先まで綺麗にとがっています。

養殖鯛は、ヒレがそもそも小さく、ヒレの先は丸まってしまっているものが多いです。

 

あと、どうしても浅瀬で育てるため、日焼けで色が濃くなります。天然ものは桜色でとても綺麗です。

 

 

特段難しい作業は無いです!

塩は精製塩より、少々良いものをつかってください。

 

塩1kgと、卵白1個を混ぜます。

良く混ぜることで、しっとりとしてきます。

 

今回は、ハウス栽培のゆずが手に入りましたので、塩にゆずの風味をつけるため、皮をすりおろして入れてみます。

 

 

ゆずの爽やかな風味が食欲をそそります。

 

はらわたを抜いた切り目にもゆずのスライスを入れます。

ここに何を入れるかで、仕上がりの方向性が変わります。

ローズマリー等のハーブ等を入れると、白ワインに合う仕様に、今回はゆずなので、日本酒仕様です。

 

 

 

オーブンシートを引いた上に塩を伸ばし、

鯛を置きます。

 

 

 

上からも塩を被せて、覆いつくします。

ふわっと盛るのではなく、しっかりと押し固める感じです。

 

ここで、魚の形を作ったり、スプーン等を使って、

うろこや目玉の模様を描いたりすると、見栄えも良くなります。

子供も喜びます。

 

今回は、大人のみなので、時短でそのままいきます。

 

ゆずのグリーンがいい感じです。

 

予熱有、200度のオーブンで40分焼きます。

 

ゆずの良い香りで家中が満たされます。

 

注意点は、塩で包んだらすぐに焼く事です。

焼かずに置いておくと、どんどん身に塩が吸収され、塩辛く、食べられなくなります。

 

ということで、完成~♪

 

 

塩をたたき割ります!!

 

けっこうびっくりするぐらいカチカチです。

金槌を使うのが良いと思います。ナイフの先などでは、とても割れません。

 

いい感じです。

表面に残った塩をおおむね、ナイフなどでぬぐい、いただきます。

 

塩辛そうに見えるかもしれませんが、まったくそんなことはなく、完璧な塩加減です♪

 

 

お腹に入れたゆずも、塩釜の中で蒸されて、鯛全体に風味がいきわたっています。

 

 

鯛の塩釜焼は塩焼きとは違う美味しさで、塩で包み込むことにより、余分な水分が塩の方へ吸収され、魚の身がグッと締まった感じになり、味が濃くなります。

 

いわゆる蒸し焼きでありますので、ふわっと蒸された様な感じに仕上がると思われがちですが、実際は真逆です。

 

魚の焼き物のポテンシャルを最大限に発揮できる料理だと思います。

 

見た目も豪華ですしね!!

 

やってみてください。

 

 

結局塩釜の他になんやかんや作りまして、

数名で楽しんだお家ごはんは、以下のような感じです。

 

 

乾杯。笑